事業再構築補助金【事業計画書に求められるもの②】

赤坂行政書士事務所 代表の後藤理枝と申します。事業再構築補助金について、先週よりもさらに多くのお問い合わせを頂いております。

やはり、事業計画について皆さん悩まれていること、また、新分野展開、事業転換等、混乱されている方が多い印象です。

そこで簡単なポイントを記載します。

ポイント

①今どのような主たる事業を行っているかを、日本標準産業分類でチェック→大分類、中分類をおさえる

②新しく始める事業を、上記と同じようにチェック→大分類、中分類をおさえる

③以下のどれかに該当するかチェック(①の主たる事業と②の新事業を比較。大分類を変更してる?大分類は変更しないけど、中分類で変更してる?等)

【新分野展開】

中小企業等が主たる業種(※1)又は主たる事業(※2)を変更することなく、新たな製品等を製造等することにより、新たな市場に進出。
(※1)直近決算期における売上高構成比率の最も高い事業が属する、大分類の産業
(※2)直近決算期における売上高構成比率の最も高い事業が属する、中分類、小分類又は細分類の産業

【事業転換】

中小企業等が新たな製品等を製造等することにより、主たる業種(※1)を変更することなく、主たる事業(※2)を変更。
(※1)直近決算期における売上高構成比率の最も高い事業が属する、大分類の産業
(※2)直近決算期における売上高構成比率の最も高い事業が属する、中分類、小分類又は細分類の産業

【業種転換】

中小企業等が新たな製品を製造することにより、主たる業種(※1)を変更。
(※1)直近決算期における売上高構成比率の最も高い事業が属する、大分類の産業

【業態転換】

製品等の製造方法等を相当程度変更すること(上記の分類は関係なし)

詳細は指針をご参照ください。

次に、皆さんびっくりされるのは、

売上構成比要件(3~5年間の事業計画期間終了後、新たな製品等の属する事業が、売上高構成比の最も高い事業となる計画を策定することが必要)です。

個人的にみても、かなりハードルが高いと思います。(その旨をきちんとご理解、ご納得頂いた上で、弊事務所は契約へとさせて頂いております。)

また、1回目は間に合わないかもしれないから、2回目を狙おうかな。という方もいらっしゃいます。結論からいうと、できることなら1回目の方がよいとお伝えしてます。とういうのも、弊事務所の様々な補助金の経験また補助金の合格率をみても1回目が一番合格率が高いからです。

事業計画書については、とにかくストーリーが大事です(弊事務所の事前準備シートには、このストーリーを促すような流れになっています)

読み手である審査員をいかに理解、納得させるか。魅力的な事業計画書を作るか。抽象的ではだめです。一歩踏み込み、いかに具体的に説明するか。また、それに加えて、新事業では、新しいことをするので当然にリスクはつきものです。課題もでてくることでしょう。こういう課題やリスクを予測し、対処方法も記載し、審査員にアピールできればなお良いと思います。

事業計画書さえきちんと作りこめば、あと3週間以上ありますので、間に合うと思います。

申請を考えていらっしゃる方は、お気軽にお問合せください。

[st-kaiwa1]

無料相談も承っておりますのでご質問等ございましたら、お問い合わせフォームもしくは、公式ラインよりお問い合わせください。

(24時間以内にお返事いたします)

[/st-kaiwa1]
  • URLをコピーしました!
目次