赤坂行政書士事務所 代表の後藤理枝と申します。今日は、資格試験において、独学or専門学校に通うかについてお話したいと思います。
まず、法律知識0の方は、専門学校に通う方がいいと思います。ただ、専門学校に通うと10万~20万といったところなので、金額がネックになる方もいるでしょう。
独学にしろ、専門学校で通うにしろ、どのような目的意識をもって選ぶのかが、とても重要だと思います。
専門学校に通って、勉強した気になる人もいるだろうし、専門学校の講義の場合、そこそこ量があるので、消化することが出来なかったら、本末転倒となることでしょう。なので、兼業受験生は、初めに勉強できる時間をきちんと考慮して決めた方がいいかなと思います。(行政書士試験は、ほとんどの方が兼業だと思います)
私は、元々違う法律関係の資格を目指していたということもあって、約1年の勉強をし、独学で1度で合格しました。ただ、模試に関しては、予備校の模試を受講してました(理由としては、一般知識対策の問題がほしいという思いでした。)模試では、勉強のペースメーカーとしてとらえ、常に択一(記述ぬき)で180点を目指していました。
個人的な考えですが、私のような凡人は、上位合格するつもりで、あえて目標を高めに設定することで、合格する確率があがるんじゃないかな、と思っています。
また、残念ながら、どうしても資格試験には自分との相性があると思います(それが、運というのでしょうか)
国家試験は年に1回というものが多いので、その1回で受からなかったらまた1年延びてします。この「1年」とういうのは、とても長いです。(合格してたら、その一年で実務の実力をたくさんあげることができます)
運を味方につけるという意味でも、そのためには、「その運の要素に左右されないように、自分自身の確固たる実力をつける」ことが何よりも大事なんじゃないかと思います。そのように考えることができると、色んな場面でも役にたつのではないかなと思います。
とにかく継続して、基本の部分を完璧にし、あとは神様にまかせる。そのように、多少割り切るように考えることも、大事だと思います。
人間なので(特に試験前は)、不安になることもあるだろうし、常にポジティブに考えるということは、難しいと思います。(でも、その不安は、きちんと継続して勉強して、積み上げてきたものだからこその「不安」だと思います。どうしてもネガティブに考えてしまうときは、最後まで諦めずにやるべきことはやって、「最悪ダメだったら、今年は受かり年ではなかった」と、割り切ることも大事なマインドじゃないかなと思います)
また、模試については、よく「模試の点数は、気にするな」といいますが、私は多少した方がいいんじゃないかなと考えてます(私は実際気にしてました)
模試は、もちろん本番と違う(癖のある問題がでたりもする)けれど、①模試でよい点数をとって合格②模試の点数が悪くて、合格 とある場合、確率的に合格率は、前者の方が高いでしょう。
もちろん、点数だけで落ち込むのは、ナンセンスです。一方、模試だしね、気にしないでおこう。と、前向きに考えることがとても大事ですが、それだけだと何の成長もないと思います。
模試のどの部分が間違い、どこが自分に足りなかったか、客観的にとらえ、手持ちにテキストに戻る、ここが自分の知識として足りなったとマークする、分析する。(もし、基本部分を落としていたら、反省する)
それが終わったら模試の点数(よくても、わるくても)は気にしなくて大丈夫だと思います。(忘れちゃいましょう)
そして、間違った部分、苦手な部分を特に意識して、手持ちのテキストや過去問をしっかりやりこむべきです。行政書士試験は、テキストと過去問で十分合格できる試験です。
受験期間が長くなると、精神的にとてもきついです。やるべきことはやって、なるべく早い時間で合格を勝ち取り、スタートにたちましょう。
幸い行政書士試験は基本的に相対的試験ではないです。180点とれば、確実にうかります(一般知識もクリアが必要ですが)
少々厳しいことも書きましたが、受験生の参考になれば幸いです。
ここまでお読み頂きまして、ありがとうございました。
[st-kaiwa1]
私はこちらの模試を利用してました☆一般知識対策として問題を集めるという意味でも、おすすめです☆