独立開業するにあたり、地方に住むか都心に住むかについて

赤坂行政書士事務所 代表の後藤理枝と申します。今日は、「独立開業するにあたり地方に住むか都心に住むか」についてについてお話したいと思います。

私は福岡出身で、一度東京へ移住し(約6年間すごしました)、福岡へ戻り開業しました。よく、どうして、東京で開業しなかったの?と聞かれることが多いです。また、士業されてる先生には、東京での開業を強くお勧めされていました。

独立するにあたり、地方では地方の、東京では東京での良さがそれぞれあると思います。例えばですが、東京だと家賃等(固定費)は高くつくけど、人がたくさんいることにより、仕事がもらいやすい。地方だと、その逆となるでしょう。

私は、特に、20代前半の頃は東京(大都会)でいつか開業したい。という気持ちが強かったです。東京というものに、とても憧れがありました。また、実際、東京にでてきて、士業の方や経営者の方と出会う機会も多かったので、東京で開業することについて、心強いなと思うこともありました。

しかし、東京での生活に慣れてきたころに、自分の性格的に、もう少しゆっくり過ごしたいなという気持ちもあり、また、東京にでてきたことにより、福岡の街のコンパクトさ等の良さを実感し、将来どのように過ごしたいかと、何度も自問自答した結果、福岡へ帰郷し、独立することを決めました。

とはいえ、東京は大変魅力的な場所だと思います。地方から人が集まってくるというのもあり、色んな方や、なかなか出会えないような方と出会えることができるし、色んな考え方を見つけることもできましたし、東京でしかできない経験をたくさんすることができました。素敵な場所もたくさんありました。とにかく色んな刺激をもらうことができ、私にとって大事な財産となりました。今でも、東京で出会えた人と連絡をとり、刺激をもらうことが多いです。一度きりの人生なので、東京に住んでみて本当によかったと思います。

自分自身、福岡に戻り独立したことは正解だったかは、まだわからないけれど、その時の自分にとって、しっかり考えベストな選択したのだから、(何が正解なんてわからないから)「その時に自分が選んだ道を正解にする」ということが大事なんじゃないかなと思います。正解となるかどうかは、自分自身の問題で、これからの頑張りでわかってくることなんじゃないかなと思います。ですので、この道を選んでよかったと思えるように、精進してまいりたいと思います。

ここまでお読み頂きまして、ありがとうございました。

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