赤坂行政書士事務所 代表の後藤理枝と申します。今日は、「士業の資格を取得した後、どのような働き方をするか」についてお話したいと思います。
士業といっても、様々な種類がありますし、難易度も様々です。
弁護士、公認会計士、税理士、司法書士、弁理士、社労士、行政書士、宅建士等あります。
では①自営業として働いていくか②雇用されて働くかについて、それぞれ、メリット、デメリットふまえて、気づいたことを、お話したいと思います。
①自営業として働く
・オンとオフ気にすることもなく、好きな時間に働ける(自由と同時に責任も伴う)
・身体が資本となるので、身体の自己管理とともに、体力がとにかく必要(私の周りの自営業されてる方はジムに通ったり、体力作りされてる方が多い印象です)
・常に知識の吸収、アップデートが必要で、自分で探しにいかなければならない
・とにかく営業に力をいれるとともに、同時に実務の勉強をしないといけない(安定するまで、毎日、睡眠以外、仕事にあてることが苦痛でない)又、それが自営業をする上で、ずっと続いてくる。
・休日に仕事をすることに抵抗がない
・社会情勢に注視し、営業スタイル等変化しつづけるため、常にアンテナを張り続けることが必要
・安定するまで、収入の不安がつきまとう(家族をもっている方は、家族の理解が必要になってくる)
・資格業務以外の事業もすることもできる。
・営業職をすることが苦痛でなく、むしろ楽しいと思うことができる
・自由がある反面、しっかりと自分で時間の管理をする必要がでてくる
・専門家としてのスキルをあげればあげるほど、お客様の利益に直結することができる
・目指す方向によって仕事の忙しさが変わる(自分でそれを選択することができる。働かないと、という感覚とは違ってくるし、判断の権利がある)
②雇用されて働く
・自営業よりは、安定されており、出勤すればお給料がもらえる
・基本的に士業では、大卒のお給料と比べて低めであり、残業も多い
・ボーナスがある会社だと、ボーナスが頂ける(自営業にはボーナスというものがない)
・上司によって環境が左右される。場合によっては、人間関係に悩まされることがある
・謎の組織の飲み会に参加する必要がある
いくつか列挙してみましたが、自分の人生の価値観、自分にあったストレスのない働き方を選択するのが一番だと、思います。
私は、絶対に「独立」という気持ちがあったので、人生遠回りしながらも、即独しました。
プライベートで人と過ごしているとき以外は、仕事関係のことを考えてることが多いです(自営業されてる人は皆そうだと思います)私は、それがとても楽しく、アイディアがうかんで実行できて、それが形となったときは、嬉しいです。朝起きてすぐに、いいな、と思うアイディアがでてくることが多く、急いでメモしたりしています。
独立する上で、とくに専門職は自学してなんぼの世界だと思います。(自己学習することに抵抗がある方は、きつい世界なんじゃないかと思います)
私の尊敬する経営者の方々は、「当たり前」のように、たくさん本を読み、学び、アウトプットしています。お話させてもらう度に、目からうろこ状態で、考え方が柔軟で多角的なので、心から尊敬する方ばかりです。「当たり前」のレベルは、人それぞれかわってくると思いますが、尊敬する方の「当たり前」というものに、私も少しでも近づけるように、日々精進していきたいと思います。
ここまでお読み頂きまして、ありがとうございました。
[st-kaiwa1]
とても面白い本でした☆働き方について考えさせられました☆